2015年10月28日 19:00

【忘備録】 和竿

以前、和竿教室に通っておりまして、忙しかったりなんだったりで
しばらくの間お休みをしておりました。
本人は休んでいたつもりでしたが、教室内では消滅した人扱いと
なっておりまして...orz ま、通わなければそうなるでしょうけどね...。

そんな訳でものっすごい久しぶりに師匠に連絡を取りまして、再開。
行ってきましたよ。
ところがあたし。思いっきり教室を通り過ぎてしまいまして、時間通りに
行けず、軌道修正している最中、途中の道で師匠とうっかりばったり。

 私:「あ!師匠!道に迷いましたー!」
 師:「ばかやろう!」

と久しぶりの直対面の会話がこれ...。

  まったく、あたしってやつぁ...!orz

まずは持参した竿を2本見てもらいました。
1本作りかけの竿は確か何かが気に入らなくて放置していたことを
思い出しましたが、何年も放置したお陰で何が気に入らなかったか
さっぱり思い出せず...orz
ものがカワハギ竿で、おりしもカワハギ竿を買おうと思っていたと
いうこともあり、作りかけの竿の作業を続行することに。
ついでに、今まではカシュー(人口漆)で塗っていたのですが、
再開を機に本漆に転向しないか?と師匠より勧められまして、
かぶれるのを極端に恐れていた私に師匠がとりあえずパッチテストを
して様子をみてみようということになりまして、手の甲に漆をペタりんこ。

1晩おいてどうなるか確認です。

積る話をしつつ、私がかつて通っていたころにいらした方々の近況など
を伺いつつ...すっぽん食べに行くけど行く?とか、
明日釣りに行くけど来なさいよ。とか、来月はハゼ釣り&天ぷら船だよ。
とか、情報が滝のように注がれてきますが、そもそもおちょこくらい
しかない私の記憶容量はもういっぱいです!当然のようにあふれだし
ましたよ!
とりあえず次回の教室の日程だけ抑えて、あとはそん時再確認
すりゃーいいかーくらいの体でお授業へ。

糸を巻いて1回だけカシューを塗った状態でほったらかしだった竿に
数年ぶりに手が入ります。  さしあたって中途半端なところから
作業に入っていきます。

「塗り」
 カシューを塗ります。 ぼこぼこにならないよう、まんべんなく。
 端がピシッと決まるように塗るにはちょっとコツが要ります。
 そういや、そのコツって、師匠からまだ聞いてないなぁ...(○ω○)

「とぎ」
 通常は本漆ですが、今回はカシュー。
 塗って乾いたまんまのカシューはテカテカしています。
 このカシューが艶消し状態になるように800番の耐水ペーパーで
 削ります。
 1回目のとぎは糸まで削っちゃわないよう、まんべんなく艶消しに
 なるよう削ったら終了。

※ この、「塗り」と「とぎ」を3~4回繰り返します。

今回はここまで。